D-Waveの量子コンピューター入門に最適な記事まとめ

実用的な量子コンピューターを開発・販売しているという、カナダのD-Wave社。 「その原理は量子コンピューターと呼べるのか?」という疑問を持たれながらも、ロッキードマーチンGoogleNasaの採用で注目を浴び、最近ついに日経新聞にも掲載されだしました。

昔から見ていたサイトやその著者が丁寧に紹介していたこともあって、名前だけは知っていましたが、これから更に話題を集めていくと思います。 そこで、D-Wave社の量子コンピューター(とされているもの)の基本を知るのに便利な、日本語のリソースを集めました。

Ando's Processor Information より

Ando's Microprocessor Informationは、研究者でもありコンピューターアーキテクチャ解説の著者でもあるHisa Ando(安藤壽茂)氏が、2001年から続けている業界の話題をまとめた素晴らしいサイトです。 後述の解説記事にもAndo氏の著が含まれています。

D-wave社の初出は2007年。 登場のインパクト、そこから少し間を置いて、懐疑の目、そして採用や検証の広がりなど、これまでの経緯が見えてきます。

Hisa Ando氏の解説記事

マイナビニュースはテクノロジー系のニッチな話題も取り扱っていて、Hisa Ando氏の記事も多数掲載されています。

Cool Chipsのレポートは特に詳細で、実践的な利用の解説も載っており、D-Waveがどのように現実的な問題を解くのか、その一端が見えます。

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