Golang の中国での盛り上がりと『Go Webプログラミング』

Goへの注目は国によって偏りがありますが、Google Trends で見る限り、圧倒的に中国が高いです。

もちろん人口の影響は大きいでしょうし、同じ10億人超えのインドに比べて、プログラミングに関心のある層が分厚いのも関係していると思います。 しかし他の国と見比べると、やはり中国の関心は相対的にも高そうに見えます。

例えば都市単位で見ても、上位3つは中国。 トップが深圳市なのは、何か専門教育期間やIT企業でも密集してるんでしょか。

こういう中国の盛り上がりと直接関連があるかは分かりませんが、『Go Web プログラミング』astaxie/build-web-application-with-golangというドキュメントの影響も気になります。

これは、上海のastaxie (astaxie)が中心となって、Github上でオープンに作成されたもので、書籍としても販売されています。 原文は中国語で書かれていますが、英語、日本語への翻訳も行われています。 私もWebプログラミングに限らず、Goの基本的な事柄含め、しばしばお世話になってます。

こういう勢いのあるユーザーがいることで、中国でのGo事情は盛り上がってるんでしょうか。 あるいは、新しい言語だから先行優位が少なくてチャンスを感じているとか、何か中国事情に合った理由があるんでしょうか。